ケース面接対策①「神宮球場の年間来場者数の推定」解答例と解説
2024.07.09
ケース問題解説の第一弾です。
実際にBig4の一次面接で出されたケース問題を取り上げて、ケース問題の回答例と解説を掲載いたします。
ぜひケース面接対策の参考にしてみてください。
お題:神宮球場の年間来場者数の推定せよ |
※ただし、前提条件として球場面積は約30,000㎡とする。
(面接中での検討所要時間約10分)
≪回答例と解説≫ 神宮球場の年間来場者数を求める問題。 まずは球場面積が提示されたという事はそれを使用しましょう。 花火や六大学野球などのイベントもありますが、ヤクルトスワローズの試合に限定するということにしましょうか。 そうするとヤクルトスワローズが神宮でする試合の数×1試合当たりの収容数となります。 まず30,000㎡のうちグラウンドがどれくらいかというところですが、 扇形で半径100m、中心角90度とすると100*100*3*1/4=7500なのでスタンドの面積は20,000㎡としましょう。 そのうちセンターはお客さんが入りません、バックスクリーンです。 あと通路もありますのでそれが4割くらいですかね。 なので20,000*0.6が座席で12,000㎡でしょう。 ここで東京ドームが4万人なのでそれより少ないと思うので3万人に近づけたいところですので、 打算的に行きます。 0.4で割れば3万なので、座席の面積が0.4㎡になるように座席の長さを設計すると、横50センチと縦80センチ、つまり0.5*0.8=0.4ですね。 12,000÷0.4=3万人収容ということになります。 試合数ですが年に130試合くらいやります。 そのうち半分がホームと仮定しますが、地方球場でやったりしてますので60試合くらいですかね。 収容者数は平日と土日で変わると思います。 土日の試合の数ですが、半年くらいやりますから25週、そのうち半分がホームとすると12週=24試合ですね。平日は36試合です。 平日2万人、休日3万人でざっくり掛け算して足すと、ヤクルトスワローズのレギュラーシーズンにおけるホームゲームの来場者数は144万人(平日72万人、土日72万人)と試算出来ます。 |
➤これは一例ですが、上記事例に限らずケース問題を検討するにあたっての必要な知識・考え方を継続的に配信してまいります。
お問い合わせは以下よりお待ちしております。